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メキシコ湾でサンゴの群れが死滅
2010/11/08 (Mon)at19:30
メキシコ湾でサンゴの群れが死滅
米国海洋大気庁(NOAA)の科学者チームは11月4日、メキシコ湾の原油流出事故現場から南西約11キロの海底で、広範囲に死滅している深海サンゴを発見したと発表した。 NOAAの調査船ロナルド・H・ブラウン号の科学者チームによると、水没した石油掘削基地ディープウォーター・ホライズンとほぼ同じ水深1400メートルの海底で、複数種のサンゴの大規模な群体が黒い物質で覆われている様子が見つかったという。 調査チームのメンバーでウッズホール海洋研究所のティモシー・シャンク氏は、「死滅または瀕死の状態で、骨格が露出している部分もあった。こんな状態を見るのは初めてだ。サンプルを取ろうとしたら、黒い綿毛のような物質がサンゴから剥がれ落ちてきた」と話す。 調査チームによると、軟質サンゴの大規模な群体が40カ所で深刻な被害を受けており、そのうち約90%が変色し、死滅したか死にかけているという。約400メートル離れた別の硬質サンゴのコロニーも同様の黒い物質で部分的に覆われていた。この物質はイギリスの大手石油会社BPによる事故で流出した原油と見られている。 調査クルーズの主任科学者でペンシルバニア州立大学のチャールズ・フィッシャー氏は、「サンゴにも寿命はあるが、一度に全部死滅することはない。この状況は、つい最近襲った壊滅的な現象を示している」と米ナショナルジオグラフィック ニュースに語った。「状況証拠から、流出事故がサンゴに大きな影響を与えたと見て間違いないだろう」と同氏は声明でも述べている。 水深は封印中の掘削基地とほぼ同じ1400メートル、4月20日の事故当時の海流が原油を南西方向に押し流したとすると位置も合致する。「事故現場と近く、水深も同じ、明らかに最近の被害であり、他では観察されていない。原油や分散剤、酸素の極端な枯渇など、事故の影響で死滅したとすべての点が示唆している」とフィッシャー氏は声明で述べた。 専門家らは数カ月前から事故の深刻な影響を予測していた。いずれメキシコ湾の海洋生物は、分解まで至らない原油の毒性成分によって目に見えないダメージを被るに違いないと考えてきた。 例えば、南フロリダ大学の海洋化学者デイビッド・ホランダー氏は8月、原油の主成分である炭化水素が含まれたメキシコ湾の海水に、深海生物が示す強い毒性反応を発見している。 ホランダー氏の同僚である南フロリダ大学のジョン・ポール氏は5日、米ナショナルジオグラフィック ニュースの取材に対して次のように語った。「サンゴの死滅は流出原油による被害の十分すぎる証拠だ。予想通りで驚くまでもない。流出事故の影響は今後3〜5年のうちに、メキシコ湾でさまざまな奇妙な現象となって現れるだろう」。 NOAAはメキシコ湾に分布する深海サンゴを対象に4年間の調査を実施中で、今回の調査クルーズもその一環だ。 海底から漏れる天然ガスに微生物が引き寄せられて岩石が形成され、その硬い表面にサンゴが成長する。何千年もかけて多様なサンゴがこの深海に群体を形成しているが、接近して調査するのがなかなか難しい。 原油流出事故を踏まえて今年は、メキシコ湾のサンゴに及んだ原油関連の影響調査に重点が置かれた。3週間のクルーズ中、最後の調査ダイビングで、約15×40メートルの範囲で死滅したサンゴが広がっているのが見つかった。それ以前にメキシコ湾の他の場所でも調査ダイビングを行ったが、サンゴに被害は無かったという。 ウッズホール研究所のシャンク氏は、「最後にこんな無惨な姿を目にするとは」と振り返る。ペンシルバニア州立大学のフィッシャー氏も、「影響どころじゃない。これは大惨事だ」と付け加えた。Kathleen Jones aboard the Ronald H. Brown for National Geographic News「砂漠マップ」について詳しくはこちら »■ 関連コンテンツ ・メキシコ湾のマンタに原油流出の影響 ・メキシコ湾の海底に残る有毒原油 ・原油流出でジンベエザメが危機に? ・原油流出でメキシコ湾にデッドゾーン ・米南部で魚が大量死、原油の影響は?ナショナルジオグラフィック 環境最新ニュースはこちら »
http://news.nifty.com//cs/world/worldalldetail/ng-20101108-20101108002/1.htm
「生きての名聞、死しての訴え」という慣用句があります。
自分が受けた評価は、この世の名誉であり、あの世では閻魔に晴れの
報告ができるほど光栄なことだ。ということ。
やはり徳の高い人間になりなさいという教えでしょうね。
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米国海洋大気庁(NOAA)の科学者チームは11月4日、メキシコ湾の原油流出事故現場から南西約11キロの海底で、広範囲に死滅している深海サンゴを発見したと発表した。 NOAAの調査船ロナルド・H・ブラウン号の科学者チームによると、水没した石油掘削基地ディープウォーター・ホライズンとほぼ同じ水深1400メートルの海底で、複数種のサンゴの大規模な群体が黒い物質で覆われている様子が見つかったという。 調査チームのメンバーでウッズホール海洋研究所のティモシー・シャンク氏は、「死滅または瀕死の状態で、骨格が露出している部分もあった。こんな状態を見るのは初めてだ。サンプルを取ろうとしたら、黒い綿毛のような物質がサンゴから剥がれ落ちてきた」と話す。 調査チームによると、軟質サンゴの大規模な群体が40カ所で深刻な被害を受けており、そのうち約90%が変色し、死滅したか死にかけているという。約400メートル離れた別の硬質サンゴのコロニーも同様の黒い物質で部分的に覆われていた。この物質はイギリスの大手石油会社BPによる事故で流出した原油と見られている。 調査クルーズの主任科学者でペンシルバニア州立大学のチャールズ・フィッシャー氏は、「サンゴにも寿命はあるが、一度に全部死滅することはない。この状況は、つい最近襲った壊滅的な現象を示している」と米ナショナルジオグラフィック ニュースに語った。「状況証拠から、流出事故がサンゴに大きな影響を与えたと見て間違いないだろう」と同氏は声明でも述べている。 水深は封印中の掘削基地とほぼ同じ1400メートル、4月20日の事故当時の海流が原油を南西方向に押し流したとすると位置も合致する。「事故現場と近く、水深も同じ、明らかに最近の被害であり、他では観察されていない。原油や分散剤、酸素の極端な枯渇など、事故の影響で死滅したとすべての点が示唆している」とフィッシャー氏は声明で述べた。 専門家らは数カ月前から事故の深刻な影響を予測していた。いずれメキシコ湾の海洋生物は、分解まで至らない原油の毒性成分によって目に見えないダメージを被るに違いないと考えてきた。 例えば、南フロリダ大学の海洋化学者デイビッド・ホランダー氏は8月、原油の主成分である炭化水素が含まれたメキシコ湾の海水に、深海生物が示す強い毒性反応を発見している。 ホランダー氏の同僚である南フロリダ大学のジョン・ポール氏は5日、米ナショナルジオグラフィック ニュースの取材に対して次のように語った。「サンゴの死滅は流出原油による被害の十分すぎる証拠だ。予想通りで驚くまでもない。流出事故の影響は今後3〜5年のうちに、メキシコ湾でさまざまな奇妙な現象となって現れるだろう」。 NOAAはメキシコ湾に分布する深海サンゴを対象に4年間の調査を実施中で、今回の調査クルーズもその一環だ。 海底から漏れる天然ガスに微生物が引き寄せられて岩石が形成され、その硬い表面にサンゴが成長する。何千年もかけて多様なサンゴがこの深海に群体を形成しているが、接近して調査するのがなかなか難しい。 原油流出事故を踏まえて今年は、メキシコ湾のサンゴに及んだ原油関連の影響調査に重点が置かれた。3週間のクルーズ中、最後の調査ダイビングで、約15×40メートルの範囲で死滅したサンゴが広がっているのが見つかった。それ以前にメキシコ湾の他の場所でも調査ダイビングを行ったが、サンゴに被害は無かったという。 ウッズホール研究所のシャンク氏は、「最後にこんな無惨な姿を目にするとは」と振り返る。ペンシルバニア州立大学のフィッシャー氏も、「影響どころじゃない。これは大惨事だ」と付け加えた。Kathleen Jones aboard the Ronald H. Brown for National Geographic News「砂漠マップ」について詳しくはこちら »■ 関連コンテンツ ・メキシコ湾のマンタに原油流出の影響 ・メキシコ湾の海底に残る有毒原油 ・原油流出でジンベエザメが危機に? ・原油流出でメキシコ湾にデッドゾーン ・米南部で魚が大量死、原油の影響は?ナショナルジオグラフィック 環境最新ニュースはこちら »
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「生きての名聞、死しての訴え」という慣用句があります。
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